形勢逆転した“好き”と切なさと





2024年7月12日
商業BLで泣いたのは初めてかもしれません…。何度か切なすぎて泣きました…。
黒井つむじ先生の作品は毎回タイトルが素晴らしく、こちらも主人公・蓮が幼馴染である椿からの、文字通り青天の霹靂のような突然の告白を断ったことをきっかけに物語が始まります。
振られた後も蓮に求められるがまま友達としてのスタンスを取る椿のいじらしさや、椿への恋心を自覚するにつれて自分がいかに残酷なお願いをしたのかを思い知っていく蓮の気持ちの変化が愛おしいです…。
試し読みにもある通り、蓮は自分が振ったはずの椿に告白をするのですが当然振られてしまい、自らがお願いしたように“友達として”の立場を崩さないように日々を過ごしていくことになります。自分の気持ちを慎重に抑えて関係性を崩さないよう苦戦する様子がとにかく切ないです。黒井先生の漫画はテンポが少し独特で、ぐっと引き込まれる余白のような描写や、モノローグが印象的でそれにまた胸が詰まります。
当て馬が出ることもなく、上下巻で2人の関係性がたっぷり丁寧に描かれているので満足度がとても高いです。
黒井つむじ先生の作品は毎回タイトルが素晴らしく、こちらも主人公・蓮が幼馴染である椿からの、文字通り青天の霹靂のような突然の告白を断ったことをきっかけに物語が始まります。
振られた後も蓮に求められるがまま友達としてのスタンスを取る椿のいじらしさや、椿への恋心を自覚するにつれて自分がいかに残酷なお願いをしたのかを思い知っていく蓮の気持ちの変化が愛おしいです…。
試し読みにもある通り、蓮は自分が振ったはずの椿に告白をするのですが当然振られてしまい、自らがお願いしたように“友達として”の立場を崩さないように日々を過ごしていくことになります。自分の気持ちを慎重に抑えて関係性を崩さないよう苦戦する様子がとにかく切ないです。黒井先生の漫画はテンポが少し独特で、ぐっと引き込まれる余白のような描写や、モノローグが印象的でそれにまた胸が詰まります。
当て馬が出ることもなく、上下巻で2人の関係性がたっぷり丁寧に描かれているので満足度がとても高いです。

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