花燭の白 連載版
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花燭の白 連載版

高山しのぶ

読者を飽きさせない既視感皆無の良作

ネタバレ
2024年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 鬼に救われ花燭となった少女の物語・・・と書くと単純なラブストーリーを想像してしまいそうですが、沈様と白梅の関係は溺愛する者とされる者のようでありながら同時に需要と供給を満たし合うものでもあり、何やらちょっと複雑な匂いがします。更にそこに好奇心旺盛な新聞記者の木曽が関わってきたり、弟を救うために鬼と戦い続けるミッションというプラスアルファ要素が加わっており、読者を飽きさせない既視感皆無の良作に仕上がっているんですよね〜。

どんな結末が待っているのかさっぱり予想できないので、これは最後まで追い続けるしか!
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