素直なひねくれ花【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】
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素直なひねくれ花【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

青辺マヒト

高校3年生と花屋

2024年7月13日
高三の四葉と花屋の草一の話。青辺マヒトさん初めてで、男性の作者さんなんですね、あとがきで「僕に〜」とあって男性だったのかと、珍しくてちょっと驚きました。定番のBLとは少し違って、エチなしでチューもおまけ程度で、普通の漫画っぽい空気でそれが新鮮で引き込まれました。四葉のゲイであること・進路・親との関係の悩み、草一のトラウマ、それらとお互いに関係を深めていくことで向き合って少しずつ変化していって。四葉と友達との会話も心温まり。BLにはキュンキュンとエチエチを求めていますが、しかし本作はそれがないからこその良さがあって、こういう作品に出会えると嬉しいな。
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