その溺愛にはウソがある。【マイクロ】
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その溺愛にはウソがある。【マイクロ】

兎山もなか/芒其之一

人間関係のお手本だ

ネタバレ
2024年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻まで読了。楽しい作品です。主人公のはぐみは「良い生き方のお手本」だと思います!ストーリー序盤は「モテすぎて逆に拗らせた男」が「いままで会った事がない地味なピュア女子」にはまるストーリーかな?(悪いモテ男も彼女がピュアすぎて騙せないみたいな笑)と勘違いするんですが、このはぐみ想像以上に芯がある!心が自立しています!自分でOKしてホテルに行ったらそれは合意。自分の判断と行動に自信と責任を持っているので被害者意識はありません。ワンナイトだと言われても「気持ち良かったから私も払う」と笑顔。これ人間関係全てにおいてとても大事なメンタルだと思いました。誰かを信じて裏切られたとか浮気されたとか色々あるけれど、信じると決めたのも自分、勝手に期待したのも自分。相手はこちらの期待や信頼に応える義務はないんですよね。シンプルに「期待していたけど無理みたいだな。じゃあどうするかな?」と思考を進めるだけでいい。決して「期待通りじゃない」と相手を責め立てる必要ないんですよね。もちろん自分の要望は明確に言えば良いと思います。そう、はぐみちゃんの言うように自分の機嫌は自分で取る。ですね!あ、かんじ君も魅力的です!これからどう変わって行くか楽しみですね!
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