後宮の百花輪
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後宮の百花輪

霜月かいり/瀬那和章/七原しえ

後宮の謎解きモノかな、と。

ネタバレ
2024年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 後宮で貴妃仕える侍女になった明羽。モノの声が聞こえる不思議な力が使えることで、宮中の偉人の持ち物だった白眉とともに、貴妃來梨の身に起こる難事件を解決していきます。最初ストーリー性と作画の美しさに惹かれて購入しました。明羽の謎解きと、來梨の初恋成就という2本立てで、読んでいて面白かったんですが、最後が。最後があまりにもボヤッとしていて、モヤモヤ〜っとしました。來梨の恋は叶ったけど、明羽の方は結局恋にすら発展しないまま、しかし恋になる気配を残したまま、ジ、エンド。明羽のほうは謎解き要素が強かったからか、作者があまり恋の方には重きを置いていなかったのかもしれない。だけど個人的にはもうちょっとハッキリした終わり方が好きですね。
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