【翻訳】の才能で俺だけが世界を改変できる件 ~ハズレ才能【翻訳】で気付けば世界最強になってました~
」のレビュー

【翻訳】の才能で俺だけが世界を改変できる件 ~ハズレ才能【翻訳】で気付けば世界最強になってました~

蒼乃白兎(ファンタジア文庫)/丸智之/かなどめはじめ

全巻読了。

ネタバレ
2024年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全4巻を読んでの感想となります。
他の方が作画に関して言及してたのですが、人物や風景に関しては私は初心者が描いたものとは思えませんでした。十分に見れるレベルかな、と。ただし、吹き出しの形が叫ぶ時はギザギザ一辺倒だったりとワンパターンな部分があったので、その辺りが“初心者”と感じられたのかも…?
また、ストーリー展開に関しては原作があるもの故か、テンポが早く物語の要点を駆け足で進めていくので遊びや間がほぼありません。ギャグ漫画のテンポで次々に展開があるので、キャラクターに対する感情移入が難しい。+2巻くらい余裕を持って細かい設定やストーリーの肉付けがあると楽しめたかも知れません。
“忙しい人用のファンタジー”として、サクッと読むなら良いかも知れませんが、それなら最終巻後半の展開は必要だったのか?打ち切りエンドのような形で残念でした。決戦の後に半端なものやるくらいなら、途中で終わっておけば良かったのに…もったいない。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!