このレビューはネタバレを含みます▼
おじい様と呼べた瞬間から幸せへの歯車が回り出しましたね。辛い描写がキュッとまとまっていたので読む側も救われました。悪を追い詰めるやり方もスマート。おじい様陛下との関係もすごくいい感じでした。1巻の終わり衝撃でしたねー。これからどうなるんでしょう。前世の記憶がどう作用するのか、影の薄い両親はこのあとどう立ち回るのか。影さんたちとの関係は?エリーは?抑制されていた成長が促進されてすごく眠くてお腹が空くなど設定も細やかで、新しい展開にドキドキさせられても、それまでのあれどうなっているんだろう的な矛盾もなくスッキリとしたストーリーでした。そしてそして絵が!皆さんも書いていらっしゃいますが、本当に美しい。影さんの横顔とか、痩せ衰えたなかで睨みつけた瞳の強さとかうっとりしました。こんな作品に出会えて嬉しいです。早く2巻読みたいなー😄