傍らの君を、ただ乞い願う 合冊版
」のレビュー

傍らの君を、ただ乞い願う 合冊版

乙吉

良かった

ネタバレ
2024年7月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編より先にこちらを読みました
自分的には本編よりもこちらの作品が好きです
援助される形で始まった摂也と貴臣だけど摂也は貴臣を大切に思っていたのが伝わりました
貴臣の弟の梓が登場した事で関係が複雑になり、貴臣と梓の関係が自分がいる事でこれ以上歪んではいけないと2人から離れる決意をした摂也の心情に泣けました
ただ、幼い頃のトラウトで結婚は難しいだろう貴臣を摂也が幸せにしてあげて欲しかった
ラストシーンからそんな流れを期待しました
作者様も巻末で辻褄の合わない所があると仰っていましたが、本編の摂也とこちらの摂也はちょっと別物かなと言う気がします
本編で摂也が主人公の口元の黒子の話しをする場面が有り、その後摂也が姿を消した時は「ああ、貴臣の所へ帰ったんだ、やっぱり摂也は貴臣が忘れられなかったんだなぁ」と思ったら1年後戻って主役とくっついたのには違和感しか無かったです
作者様には、貴×摂ハッピーエンドで描いて貰いたいで〜す
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