快楽の労
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快楽の労

くろもとみつぐ

性悪説で有る人間のサガ

2024年7月24日
人間の生は悪で有る、楽に流され怠惰を好み、欲にまみれ、堕落する。
肥大した欲は他者を傷つけ、自己の利益のみを追求する個人で溢れれば公の利は希薄となり国が滅びるのみで有る。
希薄な感情しか持たない幼きロボットのAIにはロボット三原則すら組み込まれていない善と悪の判断もつかない無辜の精神は闇えと落ちていくのだろうか?
タダのエロでは無い倫理的哲学も孕んだ作品と理解して読むべし、大事なことは貴方の感じ方次第です。
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