このレビューはネタバレを含みます▼
PTSDから発症した解離性同一性障害のお話。どちらの人格も否定してはいけないし、贔屓するのもだめだけど関わり方きっとすごく難しいよね…諒雨くんはどちらも否定せずに受け入れてたと思うし頑張ってたと思うけど、恋愛感情や性的な要素が入り込んでしまったが故、、後から出てきた人格に諒雨くんが惹かれ飲み込まれていったのはあると思う。正しくは、ちゃんと元人格のことも大好きだし愛していたのだけれど…十分に愛を口で伝えていたらこうはなってなかったかもしれない。潜在的に後人格にも気づいていって最後は融合する結果になったけど、うーん。これは人格の統合といえるのか…。そもそもパーソナリティー障害もありそうな感じもあったり。多分治癒はしてないです。精神医学ってほんと難しいとつくづく思います…ど素人なのでこの解釈があってるかも分かりませんが、これはかなり悲しいバッドエンドかなと思いました😔題名のまま正しくイドの遺言だと思います…なんだか切ないです。うーん、本人たちがいいならメリバかな。