絵とモノローグがエモくて素敵です！

ネタバレ

2024年7月26日

このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙のイラストに惹かれて読み始めました。
90年代テイストの絵柄が素敵で、特にコミカルな表情が可愛らしくて魅力的です。
全ページ線が美しくて、どのページも綺麗で絵だけでも見ごたえがあります。

そして、登場した瞬間から攻めのちあきくんが大好きです…！
ビジュも余裕たっぷりな振る舞いもかっこよくてたまらないです！

体格差のあるカプが好きなので、ちあきくんとよしのくんが並んでいるとテンションが上がります。

よしのくんはくるくると変わる表情が見ていて楽しくて、人づきあいが苦手で不器用なところが愛おしいです！

ストーリーは、よしのくんの唯一の親友に彼女ができてしまったことからはじまる、よしのくんの「おともだちづくり」をちあきくんがお手伝いをすることをきっかけに、だんだんと距離を縮めていく2人を描いています。

はじめはちあきくんに警戒心を持っていたよしのくんが、ちあきくんの面倒見の良さに徐々に心を開いていく様子が、見ていてとてもキュンときます…！
そしてちあきくんは実は過去に…？と読み進めていくうちに深まっていくキャラクターから目が離せないです！

そして何よりも、ぶつかりながらもじわじわと感情が高まっていく心情を表現するモノローグがエモくて最高です！
作者様のセリフやモノローグへのこだわりが伝わってきて、何度も読み返したくなります。
特に3巻以降のよしのくんからちあきくんへの矢印が強まってからが、切なくて可愛くて、とてもトキメキます…！

ピュアな受けと、一途な攻めが好きな方におすすめです！

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Tsukiko さん

(女性/20代) 総レビュー数：20件

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