このレビューはネタバレを含みます▼
濃厚な心理サスペンスとエッチで、次が気になりラストまで読むのを止められなかった。攻めのナイフのような言葉が受けにとって励みになってるし心のヒーローにもなってるし、サイコパスな攻めなのに完全依存して怖い。
ん?なんだ?と最初にあったモヤモヤした違和感。2人の深くて辛い心の叫びに、あ〜そういう事かぁ…心の闇になったのか。それぞれの過去にも驚かされる。受けは自分の空想世界に入り…攻めは心や感情を押し殺して…守られたい守りたい2人は出会えてよかったと思う。まさに歪んだ割れ鍋に綴じ蓋ですね。エッチで攻めが受けを女性扱いするシーンでは、母の愛情も心の底て求めてるのかなと勝手に思って悲しくなった。
ラストも大丈夫なの⁇とゾッとする不安な終わりかたで、もし戻ったらどうなっちゃうのかな…深いストーリーで面白かった。映画かドラマで観たいなぁと思った。