神に背いてまでも。





2024年7月26日
ソロモン王……名前ぐらいしか知らなかったので、この作品を読んだあとにネットでさらっと調べました。神話とか伝説ってそもそもが面白いんですよね。ソロモンやマルコシアスだけじゃなく、悪魔とか天使とかもいろいろ辿っていったら楽しかったです。
ソロモンが時空を越えて現代に来ちゃうなんていうのはもちろんこの作品独自の設定だけど、ソロモンが神から望むものを与えようと言われて「知恵」を欲したことや、召喚術を学んで72の悪魔と契約したこと、マルコシアスが元は堕天使で天界に戻りたがっていたこと、嘘を嫌う性格で召喚者に誠実であったことなんかは、既存の伝承に基づいています。この二人をBLに仕立てると、こうなるか……発想力がすごい。
カオスなギャグ路線の1・2話から一転、メインの話は複雑で、全体的に理解しづらいのが正直なところですが、ソロモンの情念の凄まじさは、有無を言わさず伝わってくる。想いの圧が画面から迫ってくるような感覚。そういうところはとても好きでした。
ソロモンが時空を越えて現代に来ちゃうなんていうのはもちろんこの作品独自の設定だけど、ソロモンが神から望むものを与えようと言われて「知恵」を欲したことや、召喚術を学んで72の悪魔と契約したこと、マルコシアスが元は堕天使で天界に戻りたがっていたこと、嘘を嫌う性格で召喚者に誠実であったことなんかは、既存の伝承に基づいています。この二人をBLに仕立てると、こうなるか……発想力がすごい。
カオスなギャグ路線の1・2話から一転、メインの話は複雑で、全体的に理解しづらいのが正直なところですが、ソロモンの情念の凄まじさは、有無を言わさず伝わってくる。想いの圧が画面から迫ってくるような感覚。そういうところはとても好きでした。

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まっちゃ さん
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