このレビューはネタバレを含みます▼
チャラ男という訳ではないけれど、転々とヒモ生活の攻め。追い出されて偶然出会った受けと同居が始まり。
安心して読める作者さま作品、今作も中盤までただ
攻めが「ヒモ」なだけで進みますが不快感はなし。
劇的な事じゃなく何でもない日常をちゃんと思い出に変えていくのが毎回素敵です。
受けは天然記念物並の素朴だけど良い人、笑顔が可愛いです。
攻めには実は夢があって、途中の言動にはあ?と
思いましたが、ちゃんと巻き返し。ラストは巻き返し以上の本気度を魅せてくれて、読後感良し。
ああいう世界で生きるからこそ、受けの天然物の
可愛いさは心のオアシスになっていくと思います!