学ランの中までさわって欲しい
」のレビュー

学ランの中までさわって欲しい

登田好美

すごくリアルさを感じました。

ネタバレ
2024年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1〜3巻まで読了。
2人が体の関係から始まり恋人になるまで・カミングアウトした事で嫌がらせを受けそれに立ち向かう話・遠距離の大学時代・就職してからの話。
すごく、すごくリアルさを感じました。性指向が違う事への不安や葛藤、嫌がらせとそれを自分達で解決しようとする姿など。いつもやったら嫌がらせしてくるようなヤツにキーッ!って真っ先に思うんやけど、今回はリアルさに胸が騒つきました。
でも、どんな辛い時でも攻めの澤根が周りを気にする事なくドンっと構え・支えてくれたので安心して読めました。事あるごとに澤根の存在が新見にとって大きく唯一無二で、2人の安定感が凄まじい!常に澤根が新見の不安を感じとってフォローが早いのよね。エスパーか?!みたいな。当て馬も出て来ますが、全く動じず(笑)
あと生徒会長の先輩がめっちゃ良い人(泣) やっぱりこういう人が周りに居ると違いますね。
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