校舎のうらには天使が埋められている
」のレビュー

校舎のうらには天使が埋められている

小山鹿梨子

完読してみました

ネタバレ
2014年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 虐めの非道さにドン引き。

ヒーローが小4にして心身共にタフネスなのと、ヒールが飛び抜けた存在だったりとでリアリティに欠けるお話だと割り切って読むべきでしょう。 正直学級支配やイジメの残虐性しか目を引くところはなく、過激な部分を除けば他は小学生級な内容です。

6~7巻の中学編は完全な蛇足です。私だったら元加担者側と被害者との関係性はうんと疎遠にさせ、罪滅ぼし的な助太刀があったとしても人知れず影からというポジションにします。被害者にとっては一生もんのトラウマだぞ…どのツラ下げてしゃしゃってんだよ、とね。
一応、きちんと纏められていて始終絵が綺麗で見やすいのとイジメはやっぱり最低だ…という思いから2点以上はつけさせていただきます。しかし「なんだこいつらよりうちらのがましじゃん」なんて判断されたら最悪ですのでお勧めできません!
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