このレビューはネタバレを含みます▼
女がここまで腹くくっちゃうと、よっぽどのことがない限り、ヒロインからは「さよーなら〜、お元気で〜」のままだと思う…。
話の流れからすると、ドン底評価のケイオスがここから巻き返していく物語なんだろうけど、この男じゃあねぇ。だって生徒会の皆様から追求を受けて、自分でも「あ、マズイな」ってすぐわかるくらいなんだから、どこかでちゃんと自覚があったってコトでしょう。そう言う男はまた同じことするよ…?ヒロインのことより「友達がー」とか「上司がー」って言い訳して、ないがしろにしちゃうと思う…。
このまま『おひとり様生活』のほうが精神的にもラクだし、ゼッタイ楽しいって!(笑)ヒロインは好きだけれど、ヒーロー側にあまり魅力がないっていうのがまた致命的。これがうまくまとまるとしたら、ヒロインが度量の大きい人間に成長して、ヒーローを手のひらで転がせるくらいの器になることぐらいだと思うんだけど、いやー、そんな男に無理してあわせることないって。目の前にヒロインがいたら、おばちゃん言っちゃうと思う(笑)