このレビューはネタバレを含みます▼
セールにて作者買いです。
表紙の褐色ムッチリイケおじに目を奪われてしまいますが、内容も良かった！
寵士と呼ばれる、退役した戦士が現役戦士たちの昂りを鎮める役目となったアントンと、第４王子・ユリウスとの立場や役目を超えたラブストーリーです。
ユリウス×アントン。
ユリウスと対戦しながら指導し続けたアントン、時間をかけてユリウスの剣も大きくなった体つきも見てきた分、いざその時となったら言葉も少なくなるくらいに感動していて読んでいるこちらも胸がいっぱいになりました。
アントンの大きな体躯の元戦士を愛おしそうに抱くユリウスが、年下であってもさすが王子なだけあってリードも上手くてカッコよかったです。私としては、華奢そうだった身体がしっかり筋肉質になったのもポイント高かった！
寵士という設定も特殊で面白かったです。しかも王や神官と同等の地位を持つ神聖な存在として扱われているというところが素敵！
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