泣きたい夜の甘味処
」のレビュー

泣きたい夜の甘味処

中山有香里

暖かく悲しく泣かせてくれる本でした

2024年8月12日
ひとつひとつのお話がどれも切なくて暖かくて優しくて悲しいお話です。みんなどれか心当たりがある、もしくは想像しやすい立ち位置になれるのではないでしょうか。人生の中でどうしても立ち尽くしてしまう時に、そっと誰かが出してくれるあまいものって、多分どんな薬より温もりより癒してくれるものだと、そう思えました。明日、私は多分この話を思い出しながら、泣きそうになりながら仕事をするんでしょう。そうして帰りになにか甘いものを買っていこうと思える、そうして生きれたらいいなと望めました。買って良かったです
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