このレビューはネタバレを含みます▼
攻めは最初は感情があまり読めなくて、「死ぬなら勝手に死ねば?」みたいなちょっと冷たい人だったけど、話が進むに連れて受けへの愛情がどんどん大きくなっていってほとんど無自覚で受けに執着するほどまで感情が成長していったのが「良かったね~(泣)」と親のような気持ちになりました(泣)
これは私の考えなんですけど、誰からも愛されず、ただ道具のような扱いを受けてきて、自分がずっと誰かに愛されたかったこそ、攻めは自分から誰かを愛するときは制限なく愛してしまうのではないかなと思いました。(最高)
受けも受けでちゃんと誰かに愛されたことがなかったから、初めて誰かに愛されることの喜びと幸せを知って、もう攻めがいない過去なんて思い出せない、思い出したくないくらいに攻めの愛情に浸ってて最高でした(泣)
お互いに求めても求めても手に入らなかったものを、お互いが差し出し合うことで埋め合って支え合っていく関係……。なんて素晴らしい関係なんでしょうね…これを共依存と言うんですよ…。私はこの作品を読んで、これからも一生共依存作品と共に生きていくことを心に誓いました。。
私は普段涙腺があまり働かないので滅多に泣くことがないのですが、「ハッピー・オブ・ジ・エンド」のラストシーンを読んで久々に泣くことができました(泣泣泣)なので!!所々つらいシーンはありますが、是非多くの人に読んでほしい作品です!!!!泣きます!!絶対皆さん泣きます!!!それぐらい最高なんです(泣泣)
これからも2人の幸せな"普通の日常"を願います……。