nez
」のレビュー

nez

榎田尤利/湖水きよ

「nez=鼻≒匂い」がキーポイント

ネタバレ
2024年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 超人的嗅覚を持つ受と驚異的観察力を持つ攻がコンビで仕事をする話。エリートなのに神経質かつ正直すぎる攻は、転職先で生活にも女性にもだらしなさそうな受と一緒にお金の為渋々組んで仕事します。性格的にも正反対、ゲイだけど受は範疇外の攻に、受は「臭いから近寄るな」と。けれどお互いを知り認め合っていく中、実は受にとって攻は臭いどころか近づかれるとと大変な匂いだったことがわかり…。設定も話も面白くて4巻まで一気読みしました。匂いから始まる関係は、Hが全巻最後の方だけなのにやけにエロく(笑)受の出生・過去もキーポイントで、4巻でその秘密が明かされます。攻が自分の言動に疑問を持ち、突っ込みながらも受に惹かれるのを止められず、受も攻に独占欲を持ち始め…というのが良かったです。正直あらすじと絵からはあまり魅力を感じなかったのですが、榎田先生の作品ということを信じて早く読めば良かったです。レビュー評価が高いのも納得の面白さでした😊
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!