ショタおに
」のレビュー

ショタおに

中山幸

問題点も解決策も「時間」だけ!

ネタバレ
2024年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごくトキメク素敵な作品です。ショタ関係は全く興味ありません。私はかなりエグい作品も読めるタイプですが「年齢や社会的な立場で明らかにギャップがありまともな判断ができない状態での恋愛」は苦手です。だから小学生と高校生?と聞いただけで年上側への嫌悪感と不信感を感じます。が!これは全然違いました!!まだ社会経験ゼロに近い椿君が「今の(未熟な)自分が考えうる精一杯」な心と言葉で悠君への愛情を伝え続けていて萌えます。。おそらくまだまだ「小さい頃から信頼している悠君への気持ち」は未分化な状態で、尊敬や信頼や憧れやトキメキが溶け合った状態だよね!でも少しずつ少しずつ濾過されていくように「ずっと一緒にいたい」「もっと触れたい」「独占したい」という「恋愛」の成分が抽出してきた感じかな!と。そして何より悠君も素敵です。現時点では椿に「庇護欲」を掻き立てられている状態ですが、椿の思いをキチンと聞いて受け止めながらしっかり一線を引いているのが良い。5巻ではかなり悠君が椿への恋愛感情みたいなものがチラ見えして、ドキドキします。椿の体操着をスンスンした時は「おぁあー??」と動揺しました笑。あれは間違いなく「可愛い弟に対する行動」じゃないですよね!!悠君本人も「これはアウトだろ」と自覚してましたね!コメント見ていると、なかなか進展しないからイライラする人も多いみたいです笑。確かにゆっくりですが、高校2年生と小5でスタートしたこの話を「幸せに着地」させるにはやはり「年月」しか解決策はないですよね。それ以外はすべてバッドエンドになりそうです。だから、じっくり見守りましょう!その価値有りです! 追記!率直なエロを求めている時は違う作品を読みましょう。1〜5巻まで、直接的なエロ描写はありません。あ、私的には比喩的なドキドキシーンは多々あったと思います!
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