侯爵令嬢リディアの美しき決断～裏切られたのでこちらから婚約破棄させていただきます～
きよせ/綺咲潔
このレビューはネタバレを含みます▼
原作未読、5話まで読みました。婚約者のロジェを見て、あぁ私が嫌いなのは浮気まがい（明確に一線を越えていないから責められない）の相手を恋人より優先して、不満を持つ恋人に我慢を強いておきながら自分が構いたい相手には色々してあげる、相談女に簡単に引っかかりそうな優先順位のおかしいクズ男だったんだ！と気づきました。ほくそ笑む性悪女の勝ち誇ったドヤ顔も腹立つ…！そこで主人公はそんなクズにしがみつくことなく、おかしいことはおかしいときちんと指摘し、自分から婚約破棄を宣言して、バッサリ相応の報いを受けさせるので痛快です！真ヒーローの王太子様も、性悪女の嘘に惑わされることなくキッチリ断罪するのが頼りになる！まだまだ波乱がありそうですがとりあえず5話で一区切り。スッキリしました！
（6話以降追記）5話まではとてもスッキリしたのですが、第2部？のサラ王女編からは真ヒーローのはずのアーネストのヘタレ&優柔不断ぶりにイライラ！サラ王女にズバッとお断りできないし、自分の立場や国の利益捨ててもリディアと一緒になる覚悟や気概もないしオロオロウジウジ。こいつもロジェと大して変わらなかったのでは…？こうなったらアーネストもバッサリこちらからお断りして新しい人と結ばれたらスッキリするのに〜！！
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