このレビューはネタバレを含みます▼
良すぎてレビューせずにはいられなかった。
幼馴染3人の関係がどのようにして作られたのか、お互い(友愛も含む)を好きになった経過が丁寧に描写されていると思う。
また、キャラクターの表情、指遣いなどの仕草から、言葉がなくても心情が伝わってくるところも見事。
瑛莉は魅力的だなあ、確かにこれは愛しいと思わずにいられないなと思う。
ただでさえかわいい外見なのに、とびきりの笑顔を向けてくれ、一途(友愛?だが)に想ってくれて、幼少期は頼れるお姉ちゃんで今は立場が逆転した幼馴染なんて簡単に初恋を終わらすなんてできないのも頷ける。
冬葵については途中例のシーンがフラッシュバックすることもあったが、基本的に精神が安定している子なので、暴走することはきっとないんだろうなぁと思う。健気でいじらしくて一途に想う。けどそれが仰々しくなくて、冬葵にとって自分の生活にあるごく当たり前の感情になっているのかなぁと‥早くもっと幸せになってくれ‥!
3巻の100ページ目からは特に痺れた。
冒頭の結婚式については現状いろんな解釈ができるが、ハッピーエンドになれば嬉しいなぁ。