じゃない方の伯爵令嬢 人違いで求婚されたので破談にして差し上げます【合冊版】
まちの九々/春時雨よわ
このレビューはネタバレを含みます▼
名前が似ているルゼ嬢と間違えられて、求婚と破談を繰り返すリュゼ。新たな求婚者は若き公爵様で、さっさと間違えを正して破談に持ち込みたいリュゼだったが、何故だかとても公爵様が前のめりで…。実はリュゼの勘違いで公爵様からの求婚は正しいのでは?と思って読んでいたけれど、思い出話にリュゼはまったく覚えがなく、本当に人違いなのかと思うと切なすぎる。リュゼがなんとか間違えに気が付いてもらおうと四苦八苦していたぐらいは面白かったけど、公爵様に惹かれてしまい、そのアプローチに流されるままになったあたりからつまらなくなった。あとキャラたちのお召し物のデザインのダサさが気になる。
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