このレビューはネタバレを含みます▼
1作目の宗教村の神の子と宗教二世の子の話は、希望ある終わりになると思っていたので最後驚きました。これは幸せなんですかね?主人公は村を出てからどう折り合いをつけて行ったのか気になりました。2作目は寺の援助をしている先生(既婚者)と修行僧?の子の話でした。個人的にこの話がきつかったです。1作目はまだ理解者や助けてくれる人がいるのですが、2作目は主人公が常に大人のエゴに振り回されていて可哀想すぎでした…何も知らない先生の奥さんも可哀想です。3作目のアイドルの先輩後輩の話は前の2作品に比べるとお互いの矢印が向き合っているので良い終わり方のように感じました。
3作品共通してモブとの絡みはある代わり主役同士の絡みはほぼなかったです。ストーリー自体は良かったのですが、子ども(中高生ぐらい)への性的、精神的◯待があるのが読んでいて特にきつかったです。私は苦手な部類でしたが、この作者さんにしか描けない漫画が詰まっていると思います。