『運命の番』の資格を解消する方法。 白豹の令嬢は傲慢不遜な竜人王太子を棄て、エルフの重い愛に守られて幸せに暮らします。
三月べに/ダンミル
このレビューはネタバレを含みます▼
運命の番を失った傲慢王子は今迄他者にあたえてきた恐怖と苦痛が自分に返ってくる自業自得エンド(おそらく悲惨な最後だと窺える)。酷すぎる王子が相手とは言え、自分でこれから実行する方法で運命の番がどうなるかを考えたら苦しかったであろうヒロイン...2年も孤独の中やりきる芯の強さを感じる彼女がかっこよく、その後の人生を他国で前向きに頑張る彼女は可愛かったです。心機一転に選んだ先で運命の出会いあり、良き仲間との出会いもありで良かったですが、彼女の家族への想いと後悔してももう遅い家族達の彼女への想いも伝わってきて切なくもありでした。でも、しっかり愛が伝わってくる一途すぎるエルフヒーローの存在で作品の雰囲気が和んでいたと思います笑。
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