悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。(とはいえ、嫌われているのですが)
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悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。(とはいえ、嫌われているのですが)

提灯あんこ/雨川透子/小田すずか

好き嫌いは別れるかも…でも素敵!

ネタバレ
2024年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悪虐聖女と呼ばれたシャーロットが、幸せを掴むまでのお話です。彼女の夫は、稀代の魔術師であるオズヴァルトさま。記憶喪失となって目覚めたシャーロットが、既に夫であるオズヴァルトさまに一目惚れ。記憶のないシャーロットは、その恋心を大切にオズヴァルトさまの幸せだけを願って生きて行きます。このシャーロットが一途で可愛いのと。ややこしくもツライ出生の背景を持ち、ある意味政略結婚でもあるシャーロットを嫌っていましたが、様々な経験の中で真実を知り、一途なシャーロットを愛するようになる、理知的なオズヴァルトさまがカッコいい!!あ、魔法使ってるところもカッコいい!!シャーロットの気持ちが分かります(笑)小説は続編もあるそうで、出来ればコミックでも王位継承権主張後の展開と、オズヴァルトさまの甘い想いを受けるシャーロットの2人の生活が見たかった!
ただ、他の方のコメにあるように、理由はあったにせよ聖女シャーロットの行いはなかなかのもの。ラストにきっとこれからの2人が支え合いながら償って行くのだろうなと感じられる場面はあるのですが、この部分と、シャーロットのポジティブな性格辺りがBAD要素の方もおられるかな?と推測します。ああ、でもやっぱり続きが知りたい。小説を買おうかな…と悩んでいます(笑)そのくらいは個人的には大好きで、オススメです!
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