このレビューはネタバレを含みます▼
最強な悪女の妃乃に、1巻ではヤバイ女！ムカつく！と腹立った。でも2巻まで読んだ後は悲しくて辛かった過去にグッときた。歪んだ強さはそこから生まれたのか…
この登場人物の妃乃も真奈も橋井も東雲にもそれぞれ個性と物語があって、みんなが主役みたいで面白い。男性陣が常識的で噂に流されない人達なので、行動や対応にスッキリ爽快になります。悪い人じゃない！と最後まで妃乃を信用してる真奈は、騙し騙され疑い疑われ奪い奪われて喧嘩して思いっきり言い合ってもまだ友情は残って、気を使う上辺だけの友情じゃない2人が羨ましくなりました。
東雲のピンチ対応が素晴らしく、素が出た妃乃はザマァでスッキリ。読み終わりはスカッとニンマリしてしまいました。
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