籠のなかの竜聖女 ―虐げられた伯爵令嬢は、今日も溺愛されています―
氷室亮/屋月トム伽
このレビューはネタバレを含みます▼
1話無料だったので、読んでみました。
国の守護竜の世話係である竜聖女リューディアは突然の解任と婚約破棄に見舞われ、代わりの婚約者騎士団長ヴィルフリートにも「釣り合わない」と拒否される。両親に疎まれていた為、自己肯定感が低いリューディアはおざなりに宛がわれた次の結婚相手先に諦感の意で向かっていたところ、謝罪とともにヴィルフリートが現れて…な1話。釣り合わないの真意が12歳差を憐れんでとか言葉が足らないのにも程があろうに。断ったならどうなるか、もう少し思慮と配慮が欲しかった。次はまともな婚約者が宛がわれると思ったんだろうか?逆にナイスアシストクズ義姉。じゃなければ謝っても取り返しがつかなくなるところだった。王子に関しては竜聖女=婚約者が国の取り決めで縛られているから義姉になって御愁傷様としか言えないが、本当に義姉が竜聖女なのか?違ってもチェンジ効かなくない?大丈夫?ヴィルフリートの掌返しにモヤモヤしながらも、リューディアとヴィルフリートの関係がどうなるのか、守護竜が起きたらどうなるのか、続きが気になりました。
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