将軍令~この加虐は愛ですか?【タテヨミ】
Toutouxiewen/time culture/Jin Cheng Cultural
このレビューはネタバレを含みます▼
と、衝撃的過ぎて思わず叫びたくなるお話でした。
全巻読み終え、物凄い衝撃を受けたままに勢いで書いています。なんかショック過ぎて、胸のドキドキが止まりません。予想を遥かに超えた、いい意味でも悪い意味でも裏切られた終わり方に、なんと言うかショック過ぎて、嬉しい様な悲しい様な、何とも複雑な気分です。
最終話が出た日に、初めて存在を知り読み始め、話の内容は良くある宮廷愛憎執着劇かな、と思ってあまり期待してなかったのですが、(基本的にエチの描写も無いに等しいし)絵が綺麗なだけでなく、装飾が細かい所まで本当に丁寧で綺麗だったので、物語より絵の勉強、鑑賞の為に読んでいた感があったので、30話前後から同じ様な陳卿の報われなさに飽きが来はじめていた所に、40話前後で「おぉ?!」と、展開が大きく変わって引き込まれる様になり、60、70話からもうあれよあれよと急転直下。時代も政権も変わっちゃって、「え、下克上的な話だったの?!ここからどんなハピエンに持って行くの?!」と先が気になって徹夜してドンドン読み進め……。2人の不器用さに、苦しくてもう「何のために、口があるのよー!話さないと分からないでしょうがぁ!」とヤキモキし……そうしたら、何となんと!まさかまさかの戦死?!いや‼️マジ有り得ないでしょ?!と、陛下の孤独さに、悲しみに、苦しみに涙が止まらず。陳卿カッコよすぎるよぉ!でも死んだら意味無いじゃん!
こんなお互い口には出さない、気付いてもいない、無意識下での両片想いで終わる話なのかぁ……。切なすぎるけど、こんなお話もあるのね、とラスト数話に向けて、読み進めるのが本当に辛かった話は初めてでした。
そうしたら、91話で、え?!え?!え?!と、思わず涙が引っ込み、意味がわからず……。分かるけど、分かりたくない(笑)え〜……無理ない?!……ハピエン?……ハピエンなのかな?だけど……。なんと言うか嬉しいけど、もっと普通にハピエンにして欲しかったです。どうせなら、その後の続編で、本編で書けなかったその後の2人のイチャラブを書いて、読者の心をもっと癒して欲しかった。心臓に悪い、ジェットコースターマンガでした!(笑)でも、ショックが冷めたら、頑張ってもう1巡して読んでみたいと思います!
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