悪役令嬢は死神パパに復讐がしたいのに! ~人生2周目、パパの心の声が可愛すぎてまさかの愛され物語!?~【タテヨミ】
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悪役令嬢は死神パパに復讐がしたいのに! ~人生2周目、パパの心の声が可愛すぎてまさかの愛され物語!?~【タテヨミ】

ゆいレギナ/nito/にちよう/すいとん

世にいう復讐ものではない

ネタバレ
2024年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルに惹かれて見始めたんですが、復讐もののよくあるざまぁ物ではないです。
殺害の冤罪をかけられた主人公が父親に助けを求めるも見捨てられ絶望のなか処刑、からの赤ちゃんからのやりなおし。
ここまではよくある展開なんですが、生まれ変わってから何故か父親の心の声が聞こえる!
そして内面と外面が違いすぎる!心の声という補足をもらえないと冷徹な親にしか見えないし聞こえない。
しかし補足がつくとあら不思議、全くの別人になります。
正体は娘を溺愛する親バカでした。
とにかく言葉が足りないし行動も足りないし、心の声が聞こえなかったら、そら溺愛されてるとは思わんわ、と
ある意味父親の正体(?)にさらされていくうちに主人公も絆されていくというか、復讐してやるという気持ちは変わらないけれど親子していく。
こんなに溺愛している娘をなんで冤罪の時に表情一つ変えずに助けなかったのかっていう謎が彼の経歴や心の声から垣間見えてくるというか、前世での心のすれ違いの理由が推測出来てきます。最新のまで見てそれから最初から読み返してみるとその心情が切なく感じました。
分かりやすく説明されてる訳じゃなくて、パズルのピースをはめるように会話を読んでいると見えてくるというか、明言されてないですけど鳥の正体ってもしや?!!って気付いてちょっと見え方変わりました(笑)
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