人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました
」のレビュー

人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました

わたなべぽん

自分を卑下する人にオススメしたい

ネタバレ
2024年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ぽんさんはもやもやした嫌な気持ちを言語化するのがとても上手い作家さんだと思います。
今回の書籍ではそれが顕著に出ています。
なので共感すると共に頭の中を整理しながら読むことが出来ました。わかりやすいです。


感想としては、ぽんさん本当に人見知りなの?というくらいには元々の人脈が広いですし沢山の人と関わって来たように思います。理解ある夫君がぽんさんをアシストしているのは本当に大きいと思います。
今回はそこからもっと自主的に、人見知りというよりは、知り合ったその先に起こる人間関係の不和やあれこれを克服していく話だと思いました。
ぽんさんが、嫌いな人がいるなんて大人げないと思い込んでいるところに夫君の、嫌いって別に悪いことじゃないよが良かったですね。この書籍で一番気に入ってる部分です。意地悪さえしなければ嫌いでもなんでも良いのです。
それから自主的に怒っているようで実は相手に怒らされているということがあると思いますが、今回は逆ですね。
ぽんさんが原因で相手を横柄で嫌な奴にさせてしまっているという事を自覚します。
これは本当に、とてもすごい事です。相手が嫌な態度をとってくるのは自分が原因だったんだと気づけるのはとても難しいことだと思います。
私なんかと自分を卑下する人や、無意識に自分と同等の人当たりの良さを相手に求めてしまう人にオススメしたいです。これは良い本。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!