空の乙女と光の王子-呪いをかけられた悪役令嬢は愛を望む-【分冊版】
」のレビュー

空の乙女と光の王子-呪いをかけられた悪役令嬢は愛を望む-【分冊版】

絢月マナミ/冬野月子

漫画家さんの実力不足?

ネタバレ
2024年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻から三巻までよんでの感想です。
漫画家さんの実力不足か想像力が足りないのか、王家の馬車にしては中が物凄く狭そうだったり、王子との模擬戦やクラス分けの時の先生からのお題の魔法を使う場面では、何をやっているのかさっぱりわからない。あんな抽象的な表現でいいのなら、小説を読んでいるのと変わらない様に思いました。
キャラ顔はそれなりに描かれているのでしょうが、漫画などでは動作も含めて表現が読者に伝わらなくては意味がないです。
少年漫画でも戦闘シーンが止まって見えたり、動きを表現したいのか線ばかりで何をやっているのかわからない物もありますが、これもそれに該当しており折角の見せ場もなんの感慨もないものになっています。
これではヒロインがどれだけすごい魔法使いなのかも全くわかりません。
漫画家だけに言及しましたが、原作は読んでませんがどうも原作者の言葉選び使い方もおかしいように感じました。また、誰目線かわからない心情のようなものが書かれていて、ヒロインだとしても前半がおかしいし王子だとしても後半がおかしいなど読者を混乱させる表現が多く感じました。
物語という点では面白いのかもしれませんが、ヒロインがどこを目指しているのかも謎です。
全体的に話の整合性が取れていないように感じました。
正直高評価なのもわかりません。
いいねしたユーザ7人
レビューをシェアしよう!