真綿の檻
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真綿の檻

尾崎衣良

モヤモヤ……

2024年9月11日
モヤモヤしすぎて、1巻の主人公の話で食傷気味になってしまい、全て読むことができませんでした。私には合わないようです。
まず、タイトルから「真綿で包むように大事にされているようで、実は成長の機会を奪われ続けた主人公の話なのかな?」と解釈してしまい、読んでビックリ、ただ主人公が真綿で首を絞められている話でした。
しかもなんだかいい話風に終わってしまっていて、毒家族側は反省しているように見えないし、モヤモヤします。
現実世界ならこんな感じで有耶無耶になって地獄が続くのでしょうけど、漫画の世界なのだから、こういう親族とこの先どう付き合っていくのか、読者の学びになるような着地をしてほしいです。
二十年前くらいの、毒親という概念が広がり始めたころなら目から鱗が落ちる人もたくさんいたのかもしれませんが、いまとなっては題材も着地点もありきたりすぎる、胸糞の悪いだけのものになってしまうのがもったいないなと思います。
ゆったり進むようなテンポで読ませて背筋がゾワゾワする感じはなかなか出せない作者さんの味だと思うので、生きている人間が一番怖い系のホラー漫画としてはいいのかもしれません。
スカッとしたい派には物足りないと思いました。
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