バツ3の看取り夫人と呼ばれていますので捨て置いてくださいませ
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バツ3の看取り夫人と呼ばれていますので捨て置いてくださいませ

雨乃家路/夢見るライオン/セカイメグル

意外に和解が早かった

ネタバレ
2024年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻分読んだので、感想を書き書き。
強欲な父親によって「若い女に看取られたい」年配貴族に借金の片に結婚させられた令嬢クロネリア。付いたあだ名が「看取り夫人」で、命を吸い取る死神・延命の魔法を使うなど両極端な噂が独り歩きし、向かった3度目の結婚で最初は不信感を持たれるも早々に関係良好になり、屋敷内は和やかムードに包まれるも、学園パーティーで噂を鵜呑みにした王子が突っ掛かってきて…な1巻まで。クロネリアが老け専とか看取り専だったら最高な環境だったろうに。そもそも余命幾ばくもない所に嫁いで3年経過してたら死神でもなんでもない気がする。請われてきたのに酷い仕打ちだ。執事とかメイドが介護しそうだけど、仕事で世話されるより主人公みたいな人に看取られ穏やかに余生を過ごしたいのかもしれない。最初結納金の使い道とか正直に話さないから誤解が解けないんだよと疑問に思ったが、基本終始噂に踊らされてるのガキんちょで大人たちはほぼ虐げなしで冷静な判断を下していたのが良かった。ドアマットヒロインじゃない、これ大事。ところで嫡男子息がクロネリアの正装にドキドキしてたようだけど、公爵が死ぬまで義理の父母関係だし、ロマンスが二人の間に生まれるのか?死ぬまで待つの?続きが気になりました。
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