このレビューはネタバレを含みます▼
山で攻を見て憧れる受。社会人になり、出向先の会社にいた攻に声をかけるもすげなくされて…。
心のよすがにしていたおじが亡くなったことを受け入れられない攻は、生前おじが山パートナーに推していた受に塩対応します。攻は自分が置いていかれた悲しみを昇華できず、ずっと引きずっていたんですね。けれど一緒に山に登ると阿吽の呼吸である受に驚かされ、無二の存在と思い始め…。
読んでいて2人の関係性がいいなあと思い、ソウルメイトとはこんな2人を言うのかと思いました。攻はおじ以外には心を閉ざしていたのに、受を特別視し「お前はずっとそばにいてくれ」と希うようになったのには心が震えました。
Hは最後にこの2人らしく山のテントの中で。「半アオカン?」とか「土砂降りでもそばを人歩いたら気づかれない?」とか「初めてなのにテントの中でできるの?」などの疑問はスルーしてもいいかなと思える位いい作品でした(笑)😊