W.O.W:Walk On Water【タテヨミ】
Jang Mokdan/JAXX
このレビューはネタバレを含みます▼
ライアンは本作品の推しかもしれない。
最初は厄介な存在だと思ってたライアンが段々応援したくなってしょうがない…!!
どうにもならなくて主人公とも縁が切れるかと思ってたけど、恋人との同棲も断るくらいの関係値になっていて感無量だよ。もう絶対に幸せになってくれ、ライアン。
どうしても途中から「BANANAFISH」のアッシュを連想しまって、主人公たちのメインストーリーと同じくらいにライアンを応援したくなったっていうのもあるけど、疵を抱えながらも一生懸命に娘と生きようと必死に藻掻く姿勢が尊い…。
きっと、主人公もそんな姿を見て時には支え、支えられて一緒に暮らし続けようと思ったんだろうな。
読了後の感想として、最終的に主人公の手元に残ったものが今まで築き上げてきたものの中で本当に残るべきものだったんだと思った。
そして、その残った関係性の中にライアンがいて、ずっと一緒に暮らしていくんだろうと思うと、恋愛ではないけれども二人の関係性が尊く、物語の先にも幸せに続いて欲しいと願う他ない。
いいね