離婚を認めない俺様御曹司は、幼馴染みの契約妻に独占愛を刻み込む
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離婚を認めない俺様御曹司は、幼馴染みの契約妻に独占愛を刻み込む

白亜凛/カトーナオ

「燈子は俺の太陽そのものだ」

ネタバレ
2024年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーロー龍司のヒロイン燈子への心情がよく書かれているお話しでした。龍司にとって燈子は初恋の相手で、燈子への愛情は大人になっても変わりません。燈子は龍司にとって「唯一無二の存在で太陽そのもの」です。実父の先祖からの呪縛と陰謀で、燈子の父は大企業の社長の座を追われます。そこから2人の運命が狂っていきます。燈子は高校を中退し、高校卒業認定試験を受け、奨学金で大学進学..燈子の父親が起こした企業も龍司の父と銀行頭取の陰謀で倒産。10億円の負債が発生します。
龍司は「10億円で燈子と結婚できるなら安いものだ」と結婚を持ちかけます。
燈子の事が好きな大学時代の同級生・幸人と龍司を狙っている安藤秘書...こういう場面では、女の方が腹黒い!龍司の心情場面で、燈子が幸人に激怒しているのを目撃して「俺の燈子に手を出すとは100年早い」実父の側近の田野倉さんと龍司の秘書の高村さんの活躍で実父と手を貸した銀行頭取の悪事が龍司に判ってしまいます。燈子の龍司への口ぐせは「ちゃんとご飯たべてる?」です。妊娠が判ってからは、龍司の過保護ぶりが加速します。お話しは妊娠5か月の安定期で終わりです。できたら、出産・子育てまで読みたかったです。
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