だって望まれない番ですから
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だって望まれない番ですから

一ノ瀬七喜

思ってた感じと違った(1、2巻読了)

ネタバレ
2024年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミックの冒頭を読んで内容が気になり小説も1、2巻を読んでみた。ヒロインが逃げる感じでいろいろ行動するのかと思ったけど、あっさり逃げられなくなるし、あとはいろいろ巻き込まれて流される感じで共感できなかった。物語の展開も細々としていて、謎ばかりが積み重なってモヤモヤしたし、いろいろ起こっている感じがするわりには物語が進んでいないというか、日にちが経っていないというか、じれったすぎて読んでいてややストレスを感じた。当て馬の元許嫁と(その生まれ変わりっぽい)ゼファがとても可哀想だった。前世でも今世でも叶わない恋で、前世では一生独り身を貫いて……今世ではヒロインに期待を持たせられて……「好きだよ」って真面目に告白したときのヒロインの返答も残酷だし。いくら鈍いっていってもねぇ……いろいろ練られて書かれたのだろうとは思うけど、冗長に思う描写が多くてなんか消化不良な感じがした。
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