「お前を愛することはない」と言われたので「そうなの? 私もよ」と言い返しておきました。 氷の貴公子様と紡ぐ溺愛結婚生活
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「お前を愛することはない」と言われたので「そうなの? 私もよ」と言い返しておきました。 氷の貴公子様と紡ぐ溺愛結婚生活

笛路/シラノ

無から即落ちヒロイン

ネタバレ
2024年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 娘を政略の駒としてしか考えてない貴族的な父親からの扱いにも、側使えのくせに我が強くて鬱陶しい侍女の態度にも、初対面で主人公の人格無視して「お前を愛することはない」と言い放つヒーローの態度にも全く傷付く事無く淡々と過ごしていたのにヒーローに告白された途端ドキムネが止まらない主人公の情緒が心配になりました。「愛することはないって言ったけど欲しくなったから夜も要求する。ちゃんと応えてくれないと拗ねるからな(要約)」みたいなセリフのどこにドキムネ要素あるんだ主人公…。ヒーローの性格も、溺愛と言えばそうかもしれないけど、どこか自己完結というか上から目線というか、愛情から来る行動なんでしょうけど主人公を小バカにしてる様に感じる場面が多くて苛つきましたし、それに対して必ず主人公の方が折れる展開もうんざりで、読んでて楽しい要素が全くなかったです。しかも結婚後はヒーロー側の女関係を軸に話が進むので何を読まされてるんだという気分になりました。
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