このレビューはネタバレを含みます▼
ヘンリエッタ先生の新作、今回もキュンキュンさせられました。前作のdom/subモノの「コマンドレッスン」とはまたガラリと雰囲気が変わって。黒い狐は不吉と忌み嫌われる狐族の中で孤独に生きてきた心優しい賛と、小さい頃に賛と出会ってそれからずっと。。。。な一途な狐族の族長の鼎。この2人お話ですが、鼎の愛情が真っ直ぐなので賛に辛い出来事が起こっても安心して読めます。ケモ耳の世界のファンタジーですが、昔話を読んでいるようなうな美しさでうっとりします。物語の美しさにマッチする、ヘンリエッタ先生の繊細な絵も見所です。受けの賛はとにかくツンな所もあるけれど可愛くって、攻めの鼎はもうね、かっこいい(しびれる)✨、かっこいいんです。大事な所なので2回言いました。是非読んでいただきたいです。王道のBLを楽しめます。