このレビューはネタバレを含みます▼
良質なおねショタとノスタルジーを感じられる良い作品だと思います。
しかし、あの終わり方はどうかと思う。よく言えば読者の想像の余地を残したと捉えられなくもないですが、個人的には「急遽連載打ち切りが決まって無理やりまとめた」かのような、モヤっとした終わり方に思えました。
他の方のレビューにもありますが、この作品は少年時代の思い出を懐かしむ作品であって、それがちゃんとした説明もないまま急に現在に戻って完結するというのは展開的に違和感があります。11話の花火大会の事の顛末だったり、最終話でちらっと触れられていたプロポーズの話だったり、読者の想像に任せるのではなく作品内できちんと描くべきだったのではないでしょうか。
とはいえ、空くんと真由姉ちゃんの関係性はすごく好きだし、作品全体の印象は良いものでした。出来ればもっと長編で2人の日常を覗きたかったなあ…
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