魔物の晩餐
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魔物の晩餐

UMIN

大満足のラスト

ネタバレ
2024年9月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻読んだ時点で物語が完成されてるのですが、本編の最終巻はこれぞクライマックス!という感じで涙なくして読めないものになってます。この一連のストーリーがほぼ最初から決まっていたということで、それを描ききった作者さんは本当にすごいしありがとうございます!の気持ちでいっぱい。
主様に食べてもらうことが1番の望みである白兎と、その当初の目的が共に生活する中で徐々に変わっていく主様。そのズレが時に切なく常に美しく描かれています。お互いを心から愛してるのが伝わってくるからこそ本当の幸福に辿り着くことが出来るのかドキドキでしたが、やはり虚妄からかけ離れた世界で2人だけなのかと少し寂しく感じたけど彼らの表情を見たらもう納得です。てか意外と不自由が無さそうで最早楽園。
食わず嫌いでずっと読んでなかったのですが、ずっと気になってはいて読み始めるとあっという間の旅路でございました。たっぷり泣かせてもらって頭スッキリ!(笑)
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