宰相閣下の執愛は、平民の俺だけに向いている
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宰相閣下の執愛は、平民の俺だけに向いている

飛鷹/秋久テオ

ありえない

ネタバレ
2024年9月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんか設定全てに説得力がなくて全く良さがわからない。
番が大事な世界観だから番を傷つけられたら私刑にしてよし!って法があるくらいなのに、番とは身分差関係なく結婚できるって法はないんだ?ってなんか納得できなかったし、なんか全てが薄っぺらくて適当。
靴履かないで職場に走って逃げてきた主人公が、そのまま出口まで送られて家に帰ってて、あんな皆に可愛がられてるのに、靴も用意してくれないままそのまま帰ったわけ?ってモヤモヤした。
何より攻めが最悪。受けのことより自分の欲望最優先で、受けが疲弊するのがわかってて、夢に勝手に入り込んで同意なくやるだけやって記憶消してたり、受けの家に不法侵入までしてストーカーも真っ青。
しかも受けが貴族から平民に落とされて母親にも捨てられて施設で育たなきゃならなかった理由が、わざわざ攻めが故意にやったことのせい(しかも番だってわかってて)とか、サイコパス過ぎる。
挙句、自分がしでかしたことの尻拭いで受けを仕事辞めさせるし、もう好き放題。
なんで受けが平然と受け入れてるのかもわからないし、そもそもなんでちょっと食堂でたまに一緒になる親切な人ぐらいの関係でそこまで好きになったのかもわからない。
番だからっていうのを免罪符に攻めが受けの人生を好き勝手に玩具にして、番だから受けは幸せですっていう気持ち悪い話でした。
アルファポリス系でも全然面白い作品あるけど、これは大ハズレ。
2度とこの作者の本買わないように覚えておかなきゃ
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