このレビューはネタバレを含みます▼
巻で買おうと思ったのに寅次と八重辰に会いたすぎて分冊デビュー。
八重辰を失う恐怖が常に付きまとう寅次の過去が12話で語られます。
余りにも失った存在が大きすぎて、生きながらに死んだようになっていた…。その想いを打ち明けた後の絡みは最高に滾るし、300ページくらい絡んでてほしいですね。
毎回毎回、胸がギュッとなるとともにキュンとし、ホッとする。優しい、穏やかな内に秘める恋の熱情の物語です。
褒めるところしかないです。
美しいお江戸BLです。絶対に読んだほうがいいです。