ベッドの中では世界一愛して【単行本版(特典付き)】
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ベッドの中では世界一愛して【単行本版(特典付き)】

やん

男たちの駆け引き

2024年9月30日
顔も身体も良すぎる男達がまぐわってて絵もとても綺麗なのにエロティシズムを感じなかった。エロ描写は量より質派なので物足りない。彼らの戯れ合いのような駆け引きもなんだか表層的でエグみやドロッとしたものがなかった。
この作者さんの描く水分?体液?にエロさを感じられず(笑)涙とかヨダレとか(あとまぁ色々‥)の描写って繊細で、それひとつでかなりエロさって引き立つと思うんですが好みじゃなかったです。でも鼻血はすごく良かった!
最後の加城が負けたと折れる場面が、あんなにムキになってた割にソコ?て感じで、2人の1番のクライマックスだと思うからあの時間をもっと丁寧に積み上げて欲しかった。全体的にも感情の動きの描写が雑に感じました。
どちらのカップルも嫌いじゃないんだけど二組だからキャラクターの深堀りが中途半端に感じちゃったのは仕方ないかな〜。褐色肌受けも大好物だけどラナはイマイチ惹かれなかった。
あとがきで作者さんもメインはハルキ×加城って言ってるのにラナ表紙は色々誤解を招くと思います。受けのラナと加城どっちもにするとか工夫したほうが良かったと思う。
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