現代の価値観に合わせるまではいかない





2024年10月3日
こちらは、自分にとっても大変お気に入りの作品なため、紙で持っています。喋り方や表現の仕方は、分かりやすく現代風ですが、価値観や倫理観はしっかり平安です。
意外や意外、歴史作品における時代考証って、少女漫画や青年漫画よりも、この手のギャグ漫画(うすた氏や増田氏みたいな、完全ギャグではない)の方がきちんとされてケースが、実は多いんですよね。こちらはシリアスな場面も多々ありますが、そこからギャグへ振り切るのは流石の手腕です。
たかがギャグ漫画と侮る事なかれ、紫式部の心象は読み手に伝わる様に描かれているかと思います。清少納言との一件は諸説ありますが、そもそも漫画なのだから、学術的に曖昧なエピソードは、こうやって様々な視点から切り込まれるので、漫画を読む際はそちらの世界観を楽しみたいですね。
源氏物語を同人誌(位置付け的には、三次元を題材にした二次元同人誌)という表現は、国文学に携わる人間からすると、的外れでもないかなと思います笑。理由は長くなるため割愛しますが、非常に面白い着眼点です。
意外や意外、歴史作品における時代考証って、少女漫画や青年漫画よりも、この手のギャグ漫画(うすた氏や増田氏みたいな、完全ギャグではない)の方がきちんとされてケースが、実は多いんですよね。こちらはシリアスな場面も多々ありますが、そこからギャグへ振り切るのは流石の手腕です。
たかがギャグ漫画と侮る事なかれ、紫式部の心象は読み手に伝わる様に描かれているかと思います。清少納言との一件は諸説ありますが、そもそも漫画なのだから、学術的に曖昧なエピソードは、こうやって様々な視点から切り込まれるので、漫画を読む際はそちらの世界観を楽しみたいですね。
源氏物語を同人誌(位置付け的には、三次元を題材にした二次元同人誌)という表現は、国文学に携わる人間からすると、的外れでもないかなと思います笑。理由は長くなるため割愛しますが、非常に面白い着眼点です。

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もりや さん
(女性/40代) 総レビュー数:96件