ゲレンデマジック101号
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ゲレンデマジック101号

日暮くれ

貞操観念はゆるいが嫌ではない

ネタバレ
2024年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 貞操観念と恋愛感情が欠けてるゲイ真澄と超恋愛体質でとっかえひっかえ付き合ってはフラれ続けるノンケ小豆のお話。2人は大学時代からの友達だが、小豆のプロポーズ旅行のハズが直前で振られたことによる失恋スノボ旅行を2人で行くことになったところ、スノボマジック&酒の力で一線越えてしまって…というお話。
真澄と小豆正反対の価値観を持ってるし、友達として色々知り尽くしてるからこそ全然恋愛対象にならないのは中々面白かったです。色々欠けてる割に人間的に魅力のある真澄にキュンとさせられ恋愛脳が働く小豆ですが、よく考えるとそうでもないな…となるのが新鮮で良かった。真澄の価値観は色々緩くてクズな気もするが、一貫性があるので嫌な気持ちにならないのが不思議。折れなかったからこそラストはああなったのは落とし所として一番しっくりなのではないかな…。独占欲見せた割にはツンなのかという気持ちにはちょっとなったけどね…。ただ、ラストもゲレンデに行くのは無理矢理寄せたなとなりました(笑)
個人的には都竹が可愛くて好きでした。あのタイプのサブキャラ好みです。あのシーンがありながら都竹にはキュンと来なかったから小豆は野郎には真澄しかときめかないってことだよね?デレずに人間味だけでキュンとさせる男真澄。
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