路傍のフジイ
」のレビュー

路傍のフジイ

鍋倉夫

みんなに読んでほしい

2024年10月8日
人に必要とされたく、孤独になりたくない気持ちと人間関係の疲れが対立して押しつぶされるこの頃。でも藤井さんは孤独ではない、1人で好きなことをして楽しんでいるだけ。自分が自分を必要としている。だからこそ人のことも好きでいられる。
物理的にも心理的にも頑丈で揺るがない柱に人は安心するのだろうなと。藤井さんのような安心を与えられる人に少しでもなれたらいいと思う。
自分は誰の目を気にして生きているのか、自分と向き合うことができる素晴らしい作品です。
ぜひもっといろんな人に読んでほしい。
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